ストレスと有酸素運動

あなたは普段の生活で感じるストレスに対して上手く対処できていますか?

もし上手く対処できずに、ストレスを感じ続ける生活を何年も続けているとしたら困った事が起きてきています。

それは、ストレスにより海馬と前頭葉が萎縮してしまう事です。

海馬の萎縮は記憶力の低下、前頭葉の萎縮は気力・思考力・判断力などが低下してしまいます。それにともないパフォーマスが落ちてしまいます。

 

しかし、もっと困る事態は海馬と前頭葉の萎縮によりストレスがストレスを生むスパイラルに陥ってしまう事です。

 

海馬と前頭葉がストレスに対してそれ以上ストレスが加わらないようにブレーキを掛けているんですね。

 

では、どうしたら上手くストレスと付き合う事ができるのでしょうか?

それは運動する事です。それも有酸素運動です。

 

Qどれくらいやればいいのでしょうか?

A週2〜3回、20分以上(理想は30〜45分)

 

Qオススメの有酸素運動は何ですか?

Aウォーキングが一番簡単に始められると思います。今まで運動していない方の場合はまずは徐々に始める事が大事です。

ウォーキングよりランニングの方が効果が高いと言われています。運動習慣がついてきたら徐々にウォーキングからランニングに切り替えても良いかもしれませんね。

 

有酸素運動は前回お話しした脳を鍛える以外にも、ストレス対策にも有効なんですね。

 

SHU

アンダース・ハンセン著「BRAIN 一流の頭脳」

 

有酸素運動で脳を鍛えよう

あなたは、普段ウォーキングなどの有酸素運動をしていますか?

 

運動はとても大事です。

なぜかというと、有酸素運動は前頭前野を鍛える事が出来るからです。

前頭前野を鍛える事で学習効果(その他に感情のコントロール、人の気持ちを推察する、やる気、集中力など)が上がります。

要するに効率的に学習が出来るという事です。

 

アメリカの研究論文では運動をする事で、記憶力、集中力、学習態度に良い影響があるとされています。研究によれば運動が脳のニューロンを結びつけるとされています。

そのため、学習効果があがり学生の成績向上に繋がります。

 

Q、どんな運動をすればいいのでしょうか?

A、週2〜3日、1回30分の有酸素運動を最大心拍数の60〜70%で行えば効果があります。

有酸素運動は、ウォーキング、ジョギング、ランニング、ヨガ、ピラティス、水泳、エアロビクス、エアロバイクなどがあります。

好きな有酸素運動をしましょう。自主的に行う事がポイントになります。

またヨガのポーズ、ピラティスの姿勢、ダンス、空手の型などは脳全体のニューロンが関わっているため有酸素運動に追加して行うとより効果的です。

 

私も、脳を鍛え「脳のアンチエイジング」をしていきたいと思います。これから毎日の生活の中で有酸素運動を取り入れていきたいです。

 

SHU

参考文献:ジョン・J・レイティ著「脳を鍛えるには運動しかない!」