今回は、「ある本」についてお話しをしたいと思います。
「ある本」とは、ロバート・マウアー著「脳が教えるたった一つの習慣」です。
本の中で特に大事だと感じたのが、「脳(特に大脳辺縁系)のシステムについて理解する」事でした。なぜ大事かというと脳のシステムを理解していないと「意志の力」では、脳のシステムには勝てないからです。
例えば「毎日瞑想を15分しよう」と決めたとします。最初の1週間くらいは気力で頑張れます。しかし、その後「面倒くさいな」「今日は疲れているからやめよう」など、新たな習慣をやめるような理由がたくさん浮かんできます。
その理由こそ「大脳辺縁系」の特性として、変化を嫌うという事です。変化するという事は脳にとっては恐怖なのです。
では、どうしたら「大脳辺縁系」が変化と認識しないのか。その方法とは「小さなステップ」にする事です。それも「馬鹿らしいと思える程小さなステップ」です。
先ほどの例なら、毎日瞑想を1分します。これを3〜4週間行ないます。そうすると少し習慣になるので難易度を上げます。この時に大事な事は難易度を上げすぎない事です。瞑想の時間は1→2分くらいに留めます。そうする事で大脳辺縁系は変化している事に気付きません。3〜4週間に1度難易度をほんの少しずつ上げます。そして目標の「毎日瞑想15分」が出来るまで繰り返します。
この手順を踏めば、毎日瞑想15分出来る頃には、習慣になっており毎日楽にこなせるようになっています。
この方法はすばらしいのですが、たった1つ欠点があるとすれば目標ができるようになるまで時間がかかるという事です。僕自身「毎日瞑想15分」出来るようになるまで8ヶ月程かかりました。
一番言える事は「急がば回れ」です!
今回は、自分自身にとても影響がありかなり役に立つ本であるため紹介させていただきました。
次回も、オススメの本を紹介させていただきます。
SHU