セロトニン活用法

あなたは、自分の脳を使いこなせていますか。私も使いこなせていない一人です。皆さんに役立つお話をお伝えしたいと思います。

セロトニンというホルモンを聞いたことがありますか。セロトニンは、「睡眠」と「覚醒」をコントロールするホルモンです。

太陽の光を浴びましょう

セロトニンの合成と分泌は、日の出とともに盛んになり、午後から夜にかけて低下します。日が昇り、太陽からの光刺激が網膜から『縫線核』に伝達されるとセロトニンの合成がスタートします。神経内の情報伝達が脳全体に行き渡り、脳をクールな覚醒状態にします。

逆にセロトニンが下がると、気分が憂鬱となります。「何もしたくない」「布団からでたくない」「このままずっと寝ていたい」と感じるようなら、セロトニン神経が弱っている証拠です。この状態が長期化し、さらにセロトニンの分泌が悪化することで、「うつ病」になる危険も出てきます。

セロトニンの合成は、「照度2500ルクス以上の光」を「5分以上浴びる」ことでスタートします。2500ルクスというのは、だいたい朝の太陽光の照度です。(日中の屋外は10000ルクス程度、夕方の薄暗い時間帯が1000ルクス程度)

家庭の蛍光灯では、100〜200ルクスで、かなり明るめの蛍光灯でも500ルクスしかありません。

 

やはり太陽の自然な光、朝日を浴びるというのが大切です。朝日が入ってくるような薄手のカーテンにするか、光が入るように少しカーテンを開けておくのも良いかも知れませんね。

太陽の光を浴びることって、大事なのですね。このことは、私も何年か前から実践しています。まずは、簡単なことから初めてみましょう。

TAMAKO

参考・引用文献:脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法 樺沢 紫苑

心も脳も整える! セロトニン呼吸法 有田 秀穂、高橋玄朴