ヨガのこと Q&A 7

ヨガの疑問にお答えします。

今回は、「ヨガの最後のやすらぎのポーズは、なぜするの?」についてです。

ヨガを何度か経験している方は、よく知っていると思います。

最後にお決まりのポーズをしていますよね。

それが、やすらぎのポーズです。

シャヴァアーサナと呼ばれています。

 

Q7 

ヨガの最後のやすらぎのポーズは、なぜするの?

A7

ヨガのレッスンを締めくくるポーズ「シャヴァアーサナ」。

『ハタヨガの真髄』という本には、「シャヴァ」は「死体」という意味であり「このポーズの目的は死体をまねることである」と書かれています。

現代人の自律神経は交感神経が優位で緊張しがちになっています。そのため副交感神経を優位の状態へ導きたいのです。

交感神経を一度リセットするには、一度興奮させてから緩めることが必要です。

ヨガのクラスではポーズにより筋肉や関節を動かし、呼吸を入れて吸う・吐くを常に意識し、インストラクターに注意を向けることで交感神経が興奮します。呼吸を意識しながらポーズを取ることで、自律神経をコントーロールすることができます。ピークのポーズの後、緩めるポーズを行い、最後にシャヴァアーサナをすると副交感神経の機能が上がります。ヨガのレッスン後に感じるスッキリ感の原因は、自律神経のバランスが取れるからなのです。

 

シャヴァアーサナって大事なのですね。

私も初めてヨガを体験して終わったあと、このスッキリした感じは一体なんだろう?と思いました。このスッキリした感じを味わいたくて、ヨガにはまってしまったのは、言うまでもありません。

このスッキリ感を体験してみてください。

お待ちしております。

TAMAKO

引用文献:最新版 ヨガのポーズが丸ごとわかる本 Yogini編集部